目次
ベランダで雨漏りが発生すると、建物内部まで雨漏りの被害が広がることがあります。
雨漏りの初期症状に気づかずに、ベランダの雨漏りを放置すると、ベランダが雨水の侵入経路となり、屋根や外壁の劣化・カビの原因となるため、注意が必要です。
この記事では、ベランダの雨漏り対策や発生原因、雨漏り修理の費用まで詳しく解説します。
本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
千葉県・埼玉県・茨城県地域密着の 雨漏り修理に特化した 縁の和リフォーム です。
本記事の具体的な内容
✅ベランダ雨漏りの基礎知識
✅ベランダの雨漏り対策
✅プロが教える!ベランダ雨漏りの直し方
1.ベランダ雨漏りの基礎知識
ベランダからの雨漏りは、住まいに深刻なダメージを与える可能性があります。
この章では、ベランダの雨漏りトラブルについて、詳しく解説します。
この章で分かること
✅ベランダと雨漏りの関係性
✅ベランダ雨漏りの原因とは?
✅ベランダが原因?室内の雨漏り症状
多くの方が見落としがちな、ベランダと雨漏りの関係性、そしてその多様な原因や具体的な室内への影響を詳しく知ることで、早期発見と適切な対応が可能になります。
1-1.ベランダと雨漏りの関係性
ベランダは、実は住まいの中でも、雨漏りが発生しやすい要注意箇所の一つです。
ベランダは構造上劣化しやすく、雨漏りへと繋がりやすい特性を持っています。そのため、家の中でも特に雨漏りリスクの高い場所と言えます。
また、ベランダは屋外にあるため、雨水が侵入していても「ベランダだから濡れるのは当たり前」と見過ごされがちです。
しかし、ベランダ防水層や排水口などが劣化すると、雨水はベランダの床下や手すり壁の内部を伝い、ベランダ直下の部屋へと伝わっていきます。
こうしたベランダの雨漏りは、室内に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、些細な異変でも「雨漏りの始まりかもしれない」と意識し、早めに点検・対策を講じることが、非常に重要です。
1-2.ベランダ雨漏りの原因とは?
ベランダからの雨漏りは、複数の要因が絡み合って発生します。ここでは、ベランダの雨漏りを引き起こす原因をご紹介します。
ベランダからの雨漏りリスクを避けるためには、定期的に点検を行い、これらの雨漏りの原因を見逃さないことが大切です。
1-3.ベランダが原因?室内の雨漏り症状
ベランダの劣化は、ベランダ以外にも様々な雨漏りの被害をもたらします。
ここでは、室内で起こる雨漏りの中で、ベランダから雨漏りが進行している可能性が高い症状を解説します。
【天井や壁のシミ・変色】
【異臭・カビの発生】
これらの症状が、ベランダ直下の部屋で確認された場合、ベランダからの雨漏りが進行している可能性があります。
雨漏りの症状は、初期段階では気づきにくいこともありますが、定期的に点検を行うことで、様々なサインを見つけることができます。
雨漏り被害の拡大を防ぐためにも、専門業者による点検・修理を依頼することがおすすめです。
縁の和リフォームでは、雨漏診断士による雨漏り修理はもちろん、ベランダの点検・メンテナンスも承ります。
定期的な点検は、単に見た目を綺麗にするだけでなく、建物の構造的な安全性確保のためにも不可欠です。
雨漏りに関するどんな些細なお困りごとにもお答えいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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現地調査・お見積り・ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
縁の和リフォームでは、雨漏りのお困りごとを徹底サポートする専門メディアを運営しています。雨漏りでお悩みの方は、こちらもあわせてご覧ください。▼

2.ベランダの雨漏り対策
前章でお伝えしたベランダの雨漏りリスクは、日頃のセルフチェックと適切な対策で大きく減らすことができます。
この章で分かること
✅ベランダ雨漏りリスクチェック
✅自分でできる!雨漏りの応急処置
✅雨漏りを防ぐメンテナンス
小さな異変を見逃さず、適切な処置を施すことで、雨漏り被害の拡大を防ぎ、高額な修理費用を抑えることに繋がります。
2-1.ベランダ雨漏りリスクチェック
ベランダからの雨漏りリスクを減らすためには、日頃から劣化がないか確認し、雨漏りの原因となり得る箇所を早期発見することが大切です。
ここでは、雨漏り予防のためのベランダのチェック箇所をお伝えします。
【ベランダ雨漏りチェックリスト】
これらの箇所を定期的に確認し、ベランダの小さな異変を早期に発見することで、大きな雨漏り被害に発展する前に対処することができます。
2-2.自分でできる!雨漏りの応急処置
ベランダの雨漏りを発見した際、室内への被害拡大を防ぐためには、専門業者に雨漏り修理を依頼することが一番ですが、自身でも行うことができる応急処置があります。
これはあくまでも、専門業者が来るまでの一時的な対策ですが、被害の拡大を防ぐための初期対応として、ぜひご活用ください。
1. 排水口の清掃
ベランダの雨漏りで最も多い原因の一つが、排水口の詰まりです。
方法|排水口に溜まっている落ち葉、泥、ゴミなどを丁寧に取り除いてください。特に、排水口のカバーを外し、内部に詰まったものも除去すると効果的です。
ポイント|水の流れがスムーズになることで、ベランダに水が溜まるのを防ぎ、オーバーフローによる雨漏りのリスクを減らせます。
2. シーリング材での隙間・ひび割れ補修
ベランダの床や壁との取り合い部分、笠木の継ぎ目などに、小さなひび割れや隙間がある場合、シーリング材での応急処置が可能です。
準備するもの|防水性の高いコーキングガンと、屋外用の変成シリコン系シーリング材、マスキングテープ、ヘラなど。(ホームセンターなどで購入可能)
方法|
- 補修したい箇所の汚れや水分をしっかり拭き取り、乾燥させます。
- シーリング材を塗る範囲の周りにマスキングテープを貼ります。
- シーリング材を隙間やひび割れに充填し、ヘラで表面を平らにならします。
- シーリング材が乾く前にマスキングテープを剥がします。
ポイント|シーリング材はあくまで応急処置です。広範囲のひび割れや防水層の本格的な劣化には、専門業者による修理が必要です。
3. 防水テープでの一時的な補修
防水層の小さな破れや穴、笠木の浮きなどで緊急を要する場合、防水テープが役立ちます。
準備するもの|強力な粘着力と防水性を持つ補修テープ(ブチルテープなど)
方法|
- 補修箇所の汚れや水分をきれいに取り除き、しっかり乾燥させます。
- 補修箇所のサイズに合わせてテープをカットし、空気が入らないようにしっかりと貼り付け、上から強く押さえて密着させます。
ポイント|これは非常に簡易的な応急処置であり、長期間の防水効果は期待できません。あくまで一時的なしのぎとして使用し、早めに本格的な修理を依頼しましょう。
これらの応急処置は、あくまで一時的なものです。
表面的には雨漏りが解決されたように見えていても、ベランダ内部では劣化が進行している可能性が高いため、根本的な雨漏りの原因を解決するためには、専門知識と技術が必要です。
応急処置を行った後は、雨漏り修理の専門業者に相談し、適切な診断と修理を依頼しましょう。
2-3.雨漏りを防ぐメンテナンス
ベランダの雨漏りを確実に防ぎ、その耐久性を長く維持するためには、専門業者による定期的なメンテナンスが最も効果的です。
ベランダの防水層や構造は、紫外線や雨風に常に晒されており、経年とともに目には見えないところで劣化が進んでいる可能性があります。
しかし、専門業者が持つ知識と技術があれば、潜在的な問題を早期に発見し、適切に処置することができます。
【専門業者によるメンテナンス】
✅床の防水層の再施工(トップコートの塗り直しやFRP防水の補修)
✅シーリング材の打ち替え、笠木の点検・補修
✅排水口周りの徹底した清掃と機能回復
このようなメンテナンスにより、劣化が進む前に予防的な措置を講じ、雨水の侵入経路を徹底的に塞ぎます。
ご自身での日常的なチェックに加え、数年ごとの専門業者による点検とメンテナンスを行うことで、ベランダからの雨漏りリスクを大幅に減らし、大切な住まいを守りましょう。
3.プロが教える!ベランダ雨漏りの直し方
ベランダの雨漏り修理では、劣化状況に応じた適切な補修方法と費用相場を知ることが重要です。
なぜなら、ベランダの防水工事は専門性が高く、誤った判断や不適切な施工はかえって被害を拡大させ、高額な再修理費用を招く可能性があるためです。
しかし、雨漏り修理のプロに任せることで、確実な解決と長期的な安心を得ることができます。
この章で分かること
✅ベランダ雨漏り補修材の種類
✅ベランダ雨漏り修理費用相場
✅ウレタン防水工事の手順
ベランダの雨漏りに正しく対処し、信頼できる専門業者選びを進めるための準備を整えましょう。
3-1.ベランダ雨漏り補修剤の種類
専門業者がベランダの雨漏り補修で使用する材料は、DIY向けの簡易的なものとは異なり、より高い耐久性と専門性を備えています。
専門業者は、これらの材料を劣化状況や建物の構造、予算に合わせて適切に選定し、確かな技術で施工することで、ベランダの雨漏りを根本的に解決し、長期的な防水性能を確保します。
3-2.ベランダ雨漏り修理費用相場
ベランダの雨漏り修理における各防水工法の費用相場は、劣化状況、ベランダの広さ、下地の状態、使用する材料のグレード、業者によって大きく変動します。
別途足場設置費用(高所作業が必要な場合)や、既存の防水層の撤去費用、下地補修費用、廃材処分費などが加算されることも考慮しましょう。
これらの費用はあくまでも目安です。
業者によって見積もりは大きく異なるため、必ず複数の業者から相見積もりを取り、内容を比較検討しましょう。
千葉県・埼玉県・茨城県の地域に密着している 縁の和リフォームには、技術力の高い職人が在籍しているほか、雨漏り診断士の資格をもつ 雨漏り修理に特化した20年のプロ が在籍しています。
お見積もりは無料です!まずはお気軽にご相談ください。

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3-3.ウレタン防水工事の手順
ベランダの防水工事には様々な選択肢がありますが、一般的に普及しているのは、ウレタン防水と言われています。
なぜなら、ウレタン防水は既存の防水層を撤去する必要がなく、工期短縮や費用削減に繋がり、FRP防水に比べて材料費や施工費が比較的安価である傾向があるためです。
FRP防水も、ガラス繊維を組み合わせ、非常に丈夫で耐久性に優れているため、多く採用されています。
ここでは、ウレタン防水工事の施工について詳しく解説します。
【ウレタン防水工事の手順】
1.下地処理(ケレン・清掃)
- 既存の防水層や床面の汚れ、コケ、カビ、浮いている塗膜などを徹底的に除去します。高圧洗浄やケレン(研磨)を行い、平滑でクリーンな下地を作ります。
- ひび割れや穴がある場合は、事前にパテなどで補修し、平らにしておきます。
2.プライマー塗布
- 下地とウレタン防水材の密着性を高めるために、専用のプライマー(下塗り材)を塗布します。これにより、防水層の剥がれを防ぎ、耐久性を向上させます。
3.ウレタン樹脂の塗布(1層目)
- プライマーが乾燥したら、液状のウレタン樹脂を均一に塗布します。刷毛やローラーを使って、ムラなく丁寧に塗り広げます。この層が一次防水層の役割を果たします。
4.ウレタン樹脂の塗布(2層目以降)
- 1層目が乾燥したら、さらにウレタン樹脂を塗り重ねていきます。通常、2層または3層に分けて塗布することで、規定の防水膜厚を確保し、耐久性を高めます。
5.トップコート塗布
- 全てのウレタン樹脂層が完全に乾燥し、防水層が完成したら、最後にトップコート(保護層)を塗布します。トップコートは紫外線や摩耗から防水層を保護し、劣化を遅らせる役割があります。色を選ぶことも可能です。
ウレタン防水工事は、下地処理の徹底、適切な材料の選定、そして確かな技術が仕上がりと耐久性を大きく左右します。
専門業者に依頼する際は、これらの工程を丁寧に説明してくれるかどうかも、信頼できる業者を見極めるポイントになります。
4.雨漏り修理に特化|縁の和リフォーム
縁の和リフォーム代表、反田 俊一(たんだ しゅんいち)と申します。
埼玉県越谷市を拠点に、私たちは「雨漏りの専門家」として、皆さまの大切な住まいを守るため日々情熱を注いでいます。
長年培ってきた豊富な経験と確かな技術で、複雑な雨漏りの原因を徹底的に突き止め、根本的な解決へと導くことをお約束します。
雨漏り診断士として、お客様の不安を取り除き、大切な住まいを長持ちさせるこの仕事に、私たちは大きな誇りを持っています。
プロフェッショナルとして、常に最新の知識と技術を追求し、どんな小さな雨漏りも見逃しません。
雨漏りでお困りの際は、ぜひ私たちにお任せください。
まとめ|ベランダ雨漏り対策の重要点
ベランダからの雨漏りは、単なる水漏れではなく、放置すると住まい全体に深刻なダメージを与えるため、早期発見と適切な専門業者による対策が不可欠です。
なぜなら、ベランダは常に雨風や紫外線に晒され、防水層の劣化、排水口の詰まり、シーリングの劣化など、様々な要因で雨水の侵入経路となりやすいためです。
些細な劣化を放置することで、下の階の天井シミやカビ、さらには建物の構造材の腐食へと繋がります。
ベランダからの雨漏り被害を避けるためには、定期的なセルフチェックで異常を早期に発見し、専門業者による適切な雨漏り修理を行うことが大切です。
専門業者による雨漏り修理は、適切な材料選定と確かな技術で、再発を防ぎ、費用対効果も高めます。
埼玉県越谷市に拠点を置く、「雨漏りの専門家」である縁の和リフォームは、お客様の不安を解消し、大切な住まいを雨漏りから守るために全力を尽くします。
些細な異変でも、まずはお気軽にご相談ください。

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