
本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。千葉県・埼玉県・茨城県地域密着の 雨漏り修理に特化した 縁の和リフォーム です。
ベランダの床や壁を見たとき、「塗装がポロポロ剥がれてきたな」と気になったことはありませんか?
実は、ベランダの塗装剥がれは小さな劣化サインに見えて、雨漏りの前触れである可能性があります。ベランダの塗装が剥がれることで防水機能が低下し、雨水が下地へ浸入する原因となるため、雨漏りや構造部分の劣化を招き、修繕費が高額になるケースも少なくありません。
本記事の具体的な内容
✅ベランダ塗装が剥がれる原因を知ろう
✅ベランダの塗装剥がれを放置するとどうなる?
✅塗装剥がれを見つけたときの正しい対処法
本記事では、ベランダ塗装が剥がれる原因や放置によるリスク、正しい対処法までを雨漏りの専門業者の視点で解説します。雨漏りを未然に防ぐために、ぜひ最後までご覧ください。
1. ベランダ塗装が剥がれる原因を知ろう

ベランダの塗装は、ただ見た目を整えるだけでなく、防水層や下地を守る重要な役割を担っています。しかし、紫外線や雨風にさらされる環境ではどうしても経年劣化が進み、剥がれやひび割れといった症状が現れます。
ベランダの塗装が剥がれると、その下にある防水層が直接ダメージを受けやすくなり、雨漏りリスクが一気に高まります。
この章で分かること
✅紫外線や雨風による経年劣化
✅下地処理不足や施工不良
✅見逃しがちなベランダの環境が原因に?
この章では、塗装剥がれが起こる主な原因を知り、早めの対策につなげるためのポイントを解説します。
1-1. 紫外線や雨風による経年劣化
ベランダの塗装が剥がれる一番の原因は、日々受け続ける紫外線や雨風による経年劣化です。経年劣化のサインは様々ですが、よく見られるサインは以下の通りです。
チョーキング

太陽光に含まれる紫外線は、塗膜の樹脂を徐々に分解し、表面を粉のように白く変化させます。これを「チョーキング現象」と呼び、そのまま放置すると塗装の密着力が低下し、ポロポロと剥がれやすい状態になります。
ひび割れ

雨水や風によって表面が濡れたり乾いたりを繰り返すことで、塗膜は膨張と収縮を繰り返し、ひび割れや浮きが発生しやすくなります。このひび割れから塗装が剥がれることがあります。
膨張収縮

気温差の大きい地域では、昼夜の寒暖差によって膨張収縮が強まり、塗装面への負担が増して劣化が加速します。特に南向きや西向きのベランダは直射日光を長時間受けるため、他の面よりも劣化のスピードが早い傾向にあります。
紫外線や雨風の影響は避けられない自然現象ですが、定期的な点検と塗り替えを行うことで劣化の進行を遅らせることができます。剥がれが目立つ前に適切なメンテナンスを行うことが、雨漏りリスクを防ぎ、住まいを長持ちさせる最善の方法です。
1-2. 下地処理不足や施工不良
ベランダの塗装が剥がれる原因は、自然劣化だけでなく、工事の段階に問題があったケースも多く見られます。特に「下地処理不足」と「施工不良」は、塗装後すぐに不具合が出やすい要因です。

【下地処理不足】
- 汚れやホコリを十分に落とさずに塗装した場合、塗膜が密着せず早期に剥がれてしまいます。
- 古い塗膜をきちんと削り取らなかった場合、新しい塗装との相性が悪く、表面が浮き上がります。
- 下地のひび割れや凹凸を補修せずに塗装した場合、塗膜が均一に定着せず、弱い部分から剥がれが始まります。
【施工不良】
- 塗料の希釈率を誤ったことで塗膜が薄くなり、耐久性を発揮できないケース。
- 乾燥時間を守らずに重ね塗りをしたため、内部に水分が残って塗膜が浮き上がるケース。
- 必要な塗り回数を省略したことで十分な厚みが確保されず、すぐに劣化が進むケース。
これらの不備があると、防水や美観を保つために行った塗装工事が、数年で剥がれてしまうことも珍しくありません。
特に下地処理は見えない部分ですが、ここを怠るとどんなに高品質な塗料を使っても長持ちせず、雨漏りのリスクも高まります。ベランダの塗装剥がれを未然に防ぐためには、信頼できる業者に依頼し、正しい工程を踏んで施工してもらうことが重要です。
1-3. 見逃しがちなベランダの環境が原因に?
塗装の剥がれは施工不良や経年劣化だけでなく、ベランダそのものの環境が影響することもあります。普段の生活習慣や立地条件によって劣化のスピードが変わるため、環境要因を理解しておくことが大切です。


さらに立地条件も見逃せません。海に近い住宅では潮風に含まれる塩分が塗膜を劣化させやすく、都市部では排気ガスや粉じんが塗膜に付着して早期劣化の原因となります。
このように、ベランダは「外部環境の影響をダイレクトに受ける場所」です。塗装の剥がれを防ぐためには、定期的な掃除や排水溝の点検など、日常的なメンテナンスも欠かせません。
もし塗装の剥がれが広がってきた場合は、早めに専門業者へ相談することで、雨漏りリスクを未然に防ぐことができます。
千葉県・埼玉県・茨城県の地域に密着している 縁の和リフォームには、技術力の高い職人が在籍しているほか、雨漏り診断士の資格をもつ 雨漏り修理に特化した20年のプロ によってベランダの雨漏りリスクを正確に診断します。
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2. ベランダの塗装剥がれを放置するとどうなる?

ベランダの塗装剥がれを「見た目だけの問題」と思って放置することで、ベランダの防水機能がじわじわと低下していきます。
塗膜が剥がれると防水層が直接紫外線や雨風にさらされ、劣化が急速に進行し、さらに放置すれば、雨水が下地に浸透してひび割れや雨漏りを引き起こす危険性も高まります。
この章で分かること
✅防水機能が低下し雨漏りのリスクが高まる
✅見えないところで進行するカビ・腐食の危険
✅放置は禁物!修繕費が高額化する理由
この章では、塗装剥がれを放置することで起こる具体的なリスクについて解説します。
2-1. 防水機能が低下し雨漏りのリスクが高まる
ベランダの塗装には、美観を保つだけでなく「防水機能を守る」という大切な役割があります。塗膜が健全な状態であれば、紫外線や雨水から防水層を保護し、下地に雨水が染み込むのを防いでくれます。
しかし、一度塗装が剥がれ始めると、その防御機能は大きく低下します。剥がれた部分から雨水が浸入し、じわじわと防水層にダメージを与え、最終的にはひび割れや浮き上がりといった深刻な劣化につながります。

さらに、防水層が劣化するとベランダの床面から建物内部へと雨水が侵入しやすくなり、天井や壁にシミが現れるなどの雨漏り被害を引き起こします。こうなると、単純な塗装補修では対応できず、防水工事や内部の修繕が必要になり、修繕費用も大きく膨らんでしまいます。
つまり、塗装剥がれは「雨漏りの前触れ」と捉えるべき重要なサインです。早めに補修や塗り替えを行うことで、被害を最小限に抑えることができるのです。
2-2. 見えないところで進行するカビ・腐食の危険
ベランダの塗装剥がれを放置すると、表面が傷んでいるだけに見えても、実は見えない部分で深刻な劣化が進行していることがあります。その代表例が「カビ」と「腐食」です。

さらに、木造部分がある場合は内部が腐食して強度が低下したり、鉄部ではサビが進行して補修が難しくなることも少なくありません。

こうした劣化は表面からは気づきにくく、症状が出る頃には被害が大きくなっているケースも多いのです。
特にカビは健康被害を招く恐れがあり、内部の腐食は建物全体の耐久性を損ないます。小さな塗装剥がれでも放置せず、早めの対応が長く安心して住むためのポイントです。
2-3. 放置は禁物!修繕費が高額化する理由
ベランダの塗装剥がれを「少しの剥がれだから」と修理を後回しにしてしまうと、修繕費が一気に跳ね上がるリスクがあります。ベランダの塗装剥がれは、建物を守るバリア機能が失われているサインです。

【塗装剥がれによる工事費用が高額化する理由】
大規模な防水工事の必要性| 軽度の段階で済んだ塗り替えや部分補修では対応できなくなり、防水層全体をやり直す大掛かりな防水工事が必要になります。
下地・構造材の交換|塗膜剥がれから浸透した水分により、床材の下地が腐食したり、内部の木材や鉄骨にまでダメージが及んだ場合、それらの交換が必要となり、費用が大幅に増加します。
工期と費用の増加| 工事範囲が広がるほど、材料費だけでなく人件費や工期も大幅に増加します。
ベランダの塗装剥がれは、些細な劣化だと思われ油断されがちですが、気づいたときが最も安く直せるタイミングです。長期的なコストを抑えるためにも、早めの点検と補修を行うことが大切です。
3. 塗装剥がれを見つけたときの正しい対処法

ベランダの塗装剥がれは、見た目の悪化だけでなく建物全体の耐久性に深刻な影響を与えます。
放置すれば、雨漏りやカビ、腐食といった二次被害を招き、修繕費も膨れ上がるリスクが高まります。では、実際に塗装剥がれを見つけたとき、どのように対処すべきなのでしょうか。
この章で分かること
✅DIY補修とその限界を知る
✅防水塗装・防水工事で根本解決する方法
✅専門業者に依頼するメリットと選び方
この章では、応急処置の方法から根本的な解決策、さらに専門業者に依頼するメリットまで、具体的な対処法をご紹介します。
3-1. DIY補修とその限界を知る
ベランダの塗装剥がれを見つけたとき、「市販の塗料や補修材で直せそう」と考える方も多いでしょう。小さな剥がれやひび割れであれば、ホームセンターで購入できる補修材を使って一時的に見た目を整えることは可能です。
【ベランダの塗装剥がれをDIYで直す方法】
部分的な再塗装(トップコートの塗り直し)
最も一般的な方法です。剥がれた部分の防水層自体に大きな問題がない場合に行います。
- 清掃とケレン(剥がし作業):剥がれかかっている古い塗膜や汚れを、ワイヤーブラシやサンドペーパーで完全に除去し、きれいに清掃・乾燥させます。

- プライマーの塗布:塗料の密着性を高めるための下塗り材(プライマー)を塗布し、乾燥させます。

- トップコートの塗布:ベランダの既存の防水層に合った防水塗料(トップコート)を剥がれた部分に塗ります。塗料の種類によって2度塗りが必要な場合があります。

部分的な防水補修シートの使用
小さな穴や剥がれが一点集中している場合などに使用します。
- 清掃と乾燥:補修箇所の周囲をきれいに清掃・乾燥させます。
- 防水シートの貼り付け:ホームセンターで手に入る防水補修シート(粘着性のあるもの)を、剥がれや穴を完全に覆うサイズにカットし、空気が入らないようにしっかりと貼り付けます。

これらのDIY補修には限界があります。下地の劣化具合や防水層の状態を正確に判断できないため、表面だけを直しても内部では水分が浸透し続けているケースが少なくありません。
その結果、数か月後に同じ場所から再び剥がれや雨漏りが発生することもあります。
さらに、誤った補修方法は逆に劣化を早める危険性もあるのです。DIYは応急的な手段と割り切り、根本的な解決が必要な場合は専門業者に相談することが賢明です。
3-2. 防水塗装・防水工事で根本解決する方法
ベランダの塗装剥がれを根本的に解決するには、防水性能を回復させる工事が欠かせません。代表的な方法が「防水塗装」と「防水工事」です。
1. 防水塗装(トップコート)とは

防水塗装とは、正確には「防水層の保護」を目的としたものです。
【目的】 既存の防水層(ウレタン、FRPなど)の上に塗る保護塗料(トップコート)の塗り替えです。紫外線や摩擦から防水層本体を守り、劣化を防ぐ役割があります。
【方法】 古いトップコートを剥がし、きれいに清掃・乾燥させた後、新しいトップコートを塗布します。
【効果・耐久性】 防水層自体が劣化していない軽度の状態で行います。耐久年数の目安は約5年〜10年程度です。
【適しているケース】 既存の防水層にひび割れや破れが少なく、表面の色褪せやチョーキング(白い粉が出る現象)など、軽度な劣化が見られる場合。
防水塗装は、既存の防水層の表面に専用の塗料を重ね塗りし、紫外線や雨水から再び守る方法です。軽度の劣化段階であればコストを抑えながら効果的に延命できます。
2. 防水工事(防水層の改修)とは

防水工事とは、防水層自体を新しく作り直す工事です。
【目的】 既存の防水層の機能が失われた際に、雨水の浸入を完全に防ぐための新しい防水層を形成します。
【方法】 主に「ウレタン防水」や「FRP防水」など、防水機能を持つ専用の材料を使って防水層を形成します。既存の防水層を撤去する場合(撤去工法)と、上から重ねる場合(かぶせ工法)があります。
【効果・耐久性】 防水の機能を完全に回復させます。耐久年数の目安は工法や材料によりますが、約10年〜20年程度です。
【適しているケース】 防水層にひび割れ、剥がれ、水たまりができているなど、雨漏りのリスクが高い中度〜重度の劣化が見られる場合。
すでに下地まで劣化が進んでいる場合には「ウレタン防水」や「FRP防水」などの本格的な工事が必要となります。
これらは防水層そのものを新しく形成するため、耐用年数も長く、将来的な雨漏りリスクを大幅に低減します。
塗装の剥がれは、ただの表面的な問題ではなく「防水層が弱っているサイン」と捉えることが大切です。早めに適切な工事を行うことで、住まいの寿命を延ばすことにつながります。
3-3. 専門業者に依頼するメリットと選び方
ベランダの塗装剥がれの補修は、専門業者に依頼するのが最も確実な方法です。
専門業者依頼のメリット
✅塗装の状態だけでなく下地や防水層の劣化まで総合的に診断
✅劣化状態に合わせて適切な工法を提案
✅DIYや一般的なリフォーム業者では見落としがちな細部までチェックできる
この他にも、施工後の保証がつく場合が多く、工事後に不具合が出ても安心できる点も魅力です。
業者を選ぶ際には、雨漏りや防水工事の実績が豊富かどうか、資格を持った診断士がいるかどうかを確認しましょう。
費用だけで判断せず、丁寧に説明してくれるか、相談しやすいかといった対応面も重要です。信頼できる業者を選ぶことで、ベランダの塗装剥がれを根本から解消し、安心して長く住める環境を取り戻せます。
4.雨漏り修理に特化|縁の和リフォーム
縁の和リフォーム 代表、反田 俊一(たんだ しゅんいち)と申します。

雨漏りは、ある日突然気づき、心配や不安を大きくしてしまうものです。
「これ以上広がらないかな」「修理費が高くついたらどうしよう」そんなお客様の気持ちに寄り添うことが、私たちの第一歩です。
私たちは、原因をていねいに調査し、今だけでなく将来まで安心できる修繕をご提案します。必要以上の工事をおすすめすることはなく、状況に合わせた最適な方法を一緒に考えることを大切にしています。

修理が終わった後も、住まいを長く快適に保てるよう、アフターフォローまでしっかり対応いたします。
「縁の和リフォームに相談してよかった」「これで安心して暮らせる」そう思っていただけるように、誠実で温かい対応を心がけています。
まとめ|ベランダの塗装剥がれは放置せず専門業者へ相談!

ベランダの塗装剥がれは、見た目の問題にとどまらず、住まい全体の耐久性や防水性に直結する重要なサインです。
ベランダの塗装剥がれを放置すると、防水層の劣化が進み、雨漏りやカビ、下地の腐食など深刻なトラブルへ発展する恐れがあります。さらに、修繕を後回しにすればするほど工事の規模が大きくなり、結果的に費用も高額化してしまいます。
小さな剥がれであれば一時的にDIYで補修することも可能ですが、根本的な解決には防水塗装や防水工事が必要です。そして最も確実なのは、雨漏りを専門とする業者に相談することです。専門業者の診断と適切な施工によって、再発を防ぎながら住まいを長く守ることができます。
縁の和リフォームは、雨漏り修理に特化したリフォーム会社です。目に見える不具合だけでなく、隠れた原因まで正確に診断し、確実に解決へ導きます。さらに「5年保証」と丁寧なアフターサービスで、修理後も長く安心をお届けしています。
ベランダの塗装剥がれや雨漏りに不安を感じたら、ぜひ、縁の和リフォームにご相談ください。

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